仏壇は必要なのか?
家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールです。
お葬儀が終わってから、『何かご不安な事はございますか?』と尋ねると、
「仏壇が家に無いんだけど、必要なのかな?」
と回答が返ってくる事があります。
私がもし上記の質問を受けたとしたら、こうお答え致します。
「ご家族のお考え次第です」
ハッキリとした解答でなくて申し訳ないのですが、
「絶対に必要です!」とも「不要です」とも申し上げにくく、
なおかつ『仏壇を新たに構える事』にはたくさんの時間とお金がかかってしまいます。
そのご負担を強制する訳にもいきませんので、YESともNoとも申し上げにくいのです。
仏壇を取り巻く環境の変化
その昔は、家には大きな黒塗りの仏壇が鎮座しており、位牌や過去帳を供えて、手を合わせるのが当たり前でした。
しかし昨今では、スペースの問題や、価値観の変化など、仏壇を持たない家庭が増えてきています。
今や仏壇が家にある家庭は、4割程度だと言われています。
今回の記事では、皆様の仏壇に対するイメージを変え、選択肢の一つに『仏壇の購入』を加えてもらうべく、詳しく解説をしていきたいと思います。
そもそも仏壇って?
そもそも仏壇とは、どういうものなのでしょうか。
仏壇とは、一言で申し上げるなら『家庭用コンパクト寺院』です。
もともとは、寺院の本堂をミニチュア化したものであり、宗派のご本尊を信仰する為のものでした。
「亡くなった方の供養をする為のもの」というイメージが強いですが、本来の意味は少し異なるようです。
ちなみに、仏教は世界各国で信仰されていますが、家庭に仏壇があるのは日本だけです。
現代の仏壇
前述のとおり、昔は大きな黒塗り仏壇が当たり前でしたが、
棚の上に置けるようなタイプや、壁に掛けるタイプ、
モダンな仏壇など、選択肢は多岐にわたります。
何点か例を挙げて参ります。是非参考にしてみてくださいませ。
棚等の上に置くタイプの仏壇
こういった仏壇なら、マンション住まいの方でも置きやすそうですよね。
壁に掛けるタイプの仏壇
壁に掛けるなら、設置場所にも困らなさそうです。
自作の仏壇
こういったコンパクトな仏壇は、最近では自作される方もいらっしゃるようです。
大型家具店などでDIY仏壇キットが実際に販売されています。
価格も15,000円~と、一式購入するよりは費用が抑えられます。
DIYに自信がおありの方は、挑戦してみてください。
※浄土真宗では、位牌ではなく過去帳を祀る事が多いです。
※陶器類は別売りの場合がほとんどです。ご注意ください。
魂入れの読経
仏壇は購入時点ではまだ仏壇としての役割を担う事はできません。
どうすれば良いかというと、お寺様をお呼びして、『魂入れ』をしなくてはなりません。
この魂入れは、開眼法要・お性根入れとも呼ばれます。
ただの「もの」だった仏壇が、読経を頂くことで、手を合わせる対象に変わるという考え方です。逆に処分しなくてはならない時は、魂抜きのご読経を頂戴する必要があります。
菩提寺様(お付き合いのあるお寺様)にご連絡を入れ、依頼をするのが基本ではありますが、
それが難しい方は、購入した仏壇店や、葬儀社に相談してみてください。
お寺様のご紹介を受けて頂けるかと思います。
仏壇以外での供養の方法
遺骨アクセサリーや海洋散骨などが挙げられます。
過去の記事にて詳しく説明しておりますので、こちらもご参考になさってください。
当社会員様へ
仏壇の購入をご検討の中の、当社会員制度シンキクラブにご入会頂いている方に朗報です!
当社は、アリオ鳳1Fにございます、ギャラリーメモリア アリオ鳳様と提携させて頂いております。
ご入会時にお渡しした会員カードをご提示頂くと、特別なご優待がございます。
仏壇だけでなく、位牌や過去帳、仏具・お線香など取り扱うお店でございます。
そういった小物類のご購入にも、是非ギャラリーメモリア様をご利用くださいませ。
お数珠はもちろん
変わり種のお線香・ローソクまで。
この記事をお読みいただき、仏壇の事が気になった方は、
是非ギャラリーメモリア様へ足を運んで頂き、実際の商品を確認してみてください。
この記事で紹介している仏壇等のお写真は、当社スタッフが実際に赴き、
撮影をさせて頂いたお写真でございます。
(※提携はアリオ鳳店様のみとなります。ご注意くださいませ。)
最後に
いかがでしたでしょうか。
現代の色々な仏壇についてご紹介いたしましたが、どういう形であっても、
大切なのは手を合わせて、亡き人を偲ぶ気持ちです。
宗教的な意味は横に置いておいて、故人様と自宅でゆっくりと語らう場としても、仏壇というものは機能するのではないでしょうか。
家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールでは葬儀のご相談を無料で承っております。
「葬儀の内容について決めておきたい・葬儀の費用を知っておきたい」など… 事前に相談し決めておくことでご心配事が一つ消えるかもしれません。
心配事やご不安な点等ございましたら些細なことでも構いませんので、ぜひご相談ください。
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