大切な方とのお別れは、いつ迎えるか分からず予想がつかないことが大半です。
実際に覚悟していても、いざその時がやって来ると気が動転し、焦ってしまいやすいものです。
事前に準備や流れを知っておくことで、いざという時に冷静に判断できるだけではなく、ご本人やご家族の意向に沿ったお別れを行うことが可能となります。
そこで、本日は大切な方とのお別れまでの流れ【ご逝去~お打ち合わせ】をご説明させていただきます。
初めて大切な方をお見送りする方や、いざという時がご心配な方はご覧いただきご参考にしてください。
(1) 死亡の確認
病院や施設でお亡くなりになった場合、医師が死亡を確認し、死亡診断書を発行します。
自宅でお亡くなりになった場合、かかりつけ医がいる場合はかかりつけ医へお電話、いない場合は警察へお電話をお願い致します。
※ご自宅でのお亡くなりの場合は、かかりつけ医がいるかいないかで連絡先が異なります
(2) 葬儀会社へのご連絡
つぎに、葬儀会社へのお電話をお願いいたします。
株式会社セレモニー真希社では土日祝日、昼夜問わず24時間365日電話対応しておりますのでご安心ください。
その際に電話オペレーターより1つずつ詳細を確認させていただきます。
◆一例として
◎お亡くなりになられた方のお名前
◎お電話くださいました方のお名前
◎お迎え先
◎お連れ先 など…
(3) お連れ先へご案内(=ご安置)
お亡くなりになられた方のお連れ先ですが、葬儀会社が所有しているお部屋(=霊安室)、ご自宅などが挙げられます。
近年、家族葬でのお見送りが非常に多くなり、霊安室へお連れする割合が多くなっております。
※理由として、家族葬でのお見送りを希望しているものの、自宅へ一度連れて帰ることによって、近隣の方に知られてしまう可能性があり、それを避ける為、霊安室へお連れする割合が増加しております
(4) 喪主様(代表者様)の決定
【喪主】の決定は、葬儀を円滑に進める為に必要とされております。
主な役割として、
◎親族・親戚や参列者への対応
◎式の進行確認
◎通夜・葬儀が終わってからのご挨拶 など…
がございます。
最近は、一世帯でのお見送り・数人でのお見送りなど少人数でのお見送りも多くなっております。
そういった近年の葬儀傾向から、「喪主は必要でしょうか?」とご質問を頂くこともございますが、【喪主】という堅苦しい役割でなくとも、【遺族代表・遺族窓口】として、各内容を決めていただく必要があります。
その為、最初に、遺族代表の【喪主】はどなた様が務めるかを確認させていただきます。
ただし、喪主様一人でお決めになる必要はございません。
皆様でご相談しながら最終決定していただくことも心残りなくお見送りができる方法の一つでございます。
(5) 日程(葬儀日)の決定
日程を決めるに際して、
①宗教者(お寺様 など…)の都合
②式場(葬儀会社の式場・火葬場の式場 など…)の都合
③火葬場(火葬炉)の都合
④ご家族の都合
の①~④の4つの都合を確認した上での決定となります。
こちらはお打ち合わせの際に再度確認し、進めさせていただきます。
(6) 費用(お葬儀代)の打ち合わせ
費用を大きく分けると、
①ご葬儀基本料金
②飲食費
③返礼品
④その他(式場使用料金・火葬料金・霊安室料金・供花・バスなど…)
⑤御布施
の5つに分類することができます。
①を葬儀費用の基本として、②,③はお越しになる人数によって変動し、
④は使用する式場・葬儀日程・追加のご要望によって変動し、⑤はお寺様(その他宗教者)よって変動します。
いかがでしたでしょうか。
今回は、【ご逝去~お打ち合わせ】までをご説明させていただきました。
流れを事前に知っておくことは、慌ただしい状況の中でも冷静に判断し、ご本人やご家族の意向に沿ったお別れを行う上で大切なことの一つであると言えます。
また、大切な方との最期のお時間を後悔のないようにする為に、大切であると言えるかもしれません。
家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールにて葬儀のご相談を無料で承っております。
「事前に葬儀の話が聞きにくい、亡くなる前に決めるのは申し訳ない気がする」というご意見もあるかと思いますが、事前に少しだけでも聞いておく、決めておくだけでご不安が解消することもございます。
心配事やご不安な点等ございましたら些細なことでも構いませんので、ぜひご相談ください。
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