令和6年 12月08日、肌を刺すような寒空の下、家族葬イノリテ堺深井ホールでは、人形供養祭を執り行いました。
人形供養の意義
日本では古くから人形には魂が宿るとされており、その魂を供養するのが人形供養祭です。また、長年大切にされてきたお人形やぬいぐるみには、特別な思い出や感情が込められている事と存じます。ただ、その役割を終えてしまう時はどうしても訪れてしまいます。そういった思いを尊重し、当社では、ご寺院様をお招きし、お人形たちへ『ありがとう、お疲れ様でした』をお伝えする場を設けさせて頂きました。
お客様からの声
今回お持ちいただいたのは7組の方々 約20名様で、供養されたお人形は約70点でした。当日は「遠方の人形寺へ持ち込みをしようとしていたところ、近所で供養祭が開催されると聞いて持ってきた。大変ありがたい」や「亡くなった母親の大事にしていたものをゴミとしては出しづらかったので、助かった」など、うれしいお言葉をたくさん頂戴いたしました。
納めていただいたお人形は、祭壇へお飾りをさせていただきます。「40年以上も前、私が祖母から買って貰った雛人形なんです」と教えて下さったのはS様。お帰りの際「お世話になりました」と手を合わされ、お別れをされているお姿が印象的でした。
供養祭当日の様子
8日の13:30より、大阪狭山市にございます愛染明王院様にお越しいただき、ご読経を賜りました。荘厳な雰囲気でのお勤めに、人形たちもきっと喜んでいることでしょう。
最後に
多くの皆様の温かいご協力のもと、無事に供養祭を終えることができました。今後も多くの方の想いを大切にした、供養の場を提供して参ります。次回の開催は未定ですが、イベント開催が決まればまたホームページにて告知をさせて頂きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
開催概要
開催日時:令和6年12月7日(土)8日(日)
開催場所:家族葬INORITEイノリテ堺深井ホール
参加者数:約20名
お人形数:約70体