堺市立斎場で安心して葬儀を|直葬・一日葬・家族葬に対応した完全ガイド

堺市で葬儀をお考えの皆様の中には、「葬儀はどのように進めれば良いのか」・「自分たちに合った規模の葬儀ができるのか」と疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

堺市立斎場は堺市が運営する公営斎場で、直葬(火葬のみの葬儀)や一日葬、家族葬など、多様なスタイルの葬儀を行うことが可能です。
設備が整っており、初めての方でも安心して故人を見送ることができます。

今回は、堺市立斎場の特徴、対応可能な葬儀スタイル、具体的な事例、利用方法や注意点について詳しくご説明します。
堺市内で葬儀を予定されているご家族様が、穏やかに心を込めてお別れできるようご案内させていただきます。

1.堺市立斎場の施設概要

1-1.堺市立斎場の魅力と利便性

堺市立斎場は公共施設であり、市内外どなたでもご利用いただけます。
※料金は市内と市外で異なります。
斎場には式場、待合室、火葬場が併設され、通夜から初七日法要まで一貫して行えます。
施設内の移動が少なく、高齢の方や足の不自由な方にも安心です。

1-2.堺市立斎場のアクセス情報

堺市立斎場はJR阪和線「堺市駅」から徒歩約5分、堺市の中心部からも車で約15分とアクセスが良好です。
最寄駅
(電車)JR阪和線(堺市駅):徒歩5分
(バス)南海バス(阪和堺市駅前):徒歩5分

駐車場も充実しており、参列者が多い場合でも安心して利用できます

第一駐車場(火葬場敷地内)は4台まで停めることが可能です(専用駐車券必須)。
5台目以降は有料駐車場へのご案内となります。

▼堺市より

2.堺市立斎場での葬儀スタイルと事例紹介

2-1.火葬式(直葬)・福祉葬の場合

当ホールのプランを使用し、堺市立斎場で葬儀を行った事例をご紹介いたします

▼【福祉葬】 家族2名でのお見送り

▼【直葬】 家族1名でのお見送り

2-2.一日葬・家族葬(二日葬)の場合

当ホールのプランを使用し、堺市立斎場で葬儀を行った事例をご紹介いたします

▼【一日葬】 家族13名でのお見送り

▼【家族葬(=二日葬)】 家族20名でのお見送り

3.堺市立斎場の葬儀利用メリット

3-1.火葬場併設の一体型施設

斎場と火葬場が隣接しているため、式場からの移動が徒歩圏内で済み、参列者の負担が大幅に軽減されます。
特に高齢の方が多い場合には大きなメリットとなります。

3-2.通夜・葬儀から初七日法要まで可能

・堺市立斎場内の告別室で最後お顔を見て頂くことが可能です
※式場をご利用の方は告別室でのお別れは不可となり、式場でお顔をご覧になるのが最後となります
・式場をご利用の方は葬儀当日、収骨後に式場にて初七日法要まで行うことが可能となっております。

4.堺市立斎場の利用手順と注意点

4-1. 予約方法

斎場の予約は葬儀会社を介してのみ可能で、個人での直接予約はできません。
当ホールを通じて予約を行い、葬儀日程や手配をお手伝いいたします。
堺市立斎場の式場利用・火葬をご利用の際はご連絡ください。

4-2.式場予約の混雑と対策

斎場の式場利用枠は1日3件のみで、混雑時には予約が難しい場合があります。

当ホールでは式場がございますので、その際は、通夜・葬儀は当ホールで行い、火葬を堺市立斎場で行うことも可能でございます。
実際に、お電話を頂いた際にご相談・ご提案もさせて頂きますので、ご安心ください。

▼家族葬INORITEイノリテ堺深井ホール

4-3. 堺市立斎場を利用する際の注意事項

・告別室・収骨室での写真撮影禁止
待合ロビーでの飲食禁止(指定場所のみ許可)
施設内は原則禁煙(指定喫煙所を除く)
宿泊する場合は寝具やタオル類などを持参する必要あり
など… いくつか代表的なものを抜粋いたしました。
詳しくはご利用の際に葬儀担当スタッフがご案内いたしますので、ご安心ください。

5. まとめ

いかかでしたでしょうか?
大切なご家族をお見送りされる皆様が、堺市立斎場で安心してお葬式を執り行えるよう、私たち葬儀の専門家が全力でサポートいたします。
落ち着いて大切な方をお見送りできるよう、一緒に準備を進めていければと考えております。

家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールではでは葬儀のご相談を無料で承っております。
「葬儀の内容について決めておきたい・葬儀の費用を知っておきたい」など… 事前に相談し決めておくことでご心配事が一つ消えるかもしれません。
心配事やご不安な点等ございましたら些細なことでも構いませんので、ぜひご相談ください。

 

【 あわせて読みたい 】
▼当ホールのプランを使用した、堺市立斎場の葬儀事例・お客様の声

【 堺市より 】

【葬儀の事前準備】葬儀の豆知識⑥-無宗教・神式・キリスト式-

家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールです。
日本で行われる葬儀の8割~9割が仏式でのお葬儀です。では残りの1割~2割はどんな方法なのかと言いますと、神式やキリスト式,新興宗教の考え方に則った方法や、無宗教でのお見送りなど多種多様です。
ご自身の家が仏式だとしても、神式などの葬儀に参列する可能性もあるかと思います。
今回は、そんな無宗教式・神道のお葬式・キリスト教のお葬式について解説していきます。
いざという時の為に、是非参考になさってみてください。

無宗教のお葬式

無宗教のお葬式とは、どういうものなのでしょうか。
簡単に申し上げますと、宗教者様を呼ばないお葬式、という事になります。
そうする事で、御布施のご準備が不要になり、その分のご負担が軽くなります。宗教的な決まり事が無い為、自由葬という呼び方もあります。

無宗教葬でのお別れの方法

お通夜にあたる火葬の前日は、湯灌・ラストメイク・納棺のみ行い、それを終えれば帰宅するもよし。食事をするもよし。決まった時間に親族で集合し、焼香のみされる方もいらっしゃいます。焼香は仏式ですが、やはりお別れのイメージが強い方が多く、無宗教でも焼香をされる方が多いです。
他には、献花としてお花を一人づつ手向けたり、楽器ができる方が親族にいらっしゃれば献奏の時間を作ったり。とにかく決まりが無い為、どういった方法でお別れをしたいか、事前に考えておく必要があります。
葬儀社も皆様のご希望に応えられるよう、対応させていただきますが、設備の問題等で叶わない事もあるかもしれません。こちらも事前に確認をする必要があります。葬儀当日も、お別れの方法は自由です。最後には必ず祭壇のお花をお棺へ手向け、火葬場へと出棺します。

無宗教葬の注意点

無宗教で葬儀を行うと、戒名や四十九日法要なども無くなる為、親族一同からの承認を得ないと、後々のトラブルに発展しかねません。また、お付き合いの深いお寺様がいらっしゃったり、その境内に墓地がある場合など、いくら無宗教葬をご希望されていても、実現が難しい場合も多々ございます。くれぐれもご注意くださいませ。

神式のお葬式

神道における葬儀の考え方

仏教上でのお葬式は、『故人を極楽へ送り出す』儀式であるのに対し、
神道では、『故人を、先祖と共に子孫を見守る神として奉る』事が目的になります。
また、神道では死を穢れとして扱いますので、お寺で葬儀をする事はあっても、
神様のおられる神社で葬儀をする事はありません。
葬儀を執り行う事で、不幸が起きた非日常を祓い清め、日常の世界へ戻すという意味も込められています。
こういった事から、考え方の根本が違っている事がわかります。

 

搬送~通夜祭

搬送後、安置所でお寝かせする際も、お線香,ろうそくは使いません。
榊を対に置き、塩,水,米,酒などを八足(専用の机)に供えます。

祭壇には、お花の他に、神様へのお供えものがズラリと並びます。
野菜・お菓子・乾物・丸餅・海産物・果物など準備する必要がありますが、
葬儀社が準備をしたり、神職さんが持ってきて下さったりする場合が多いです。
(別途料金が発生する場合もありますので、ご注意ください。)

仏式の通夜では僧侶が読経しますが、神式では神職さんが雅楽の中、祝詞を読み上げます。(雅楽はCDから流れます)
『御霊うつしの儀』の時間になると、式場の明かりを一切消して、真っ暗の中で儀式が進行していきます。これは神職さんが霊璽(れいじ 仏式でいう位牌)に故人様の魂を移す儀式です。
参列の皆様は、焼香の代わりに玉串奉献をします。榊の枝に紙垂れを結ったものを故人に供えます。その際には、神社で拝礼する時と同じ作法で二礼・二拍手・一礼を行います。ただし拍手の時には、音を鳴らしてはいけません。忍び手で行います。
もし万一、参列した葬儀が神式だった場合でも、式場スタッフがお作法などお伝えさせていただきますので、ご安心ください。

神葬祭~十日祭

火葬の当日も通夜祭と同じように、雅楽の中、神職さんによる祝詞,参列者による玉串奉献が行われます。あとは仏式の葬儀とほぼ同じで、祭壇のお花をお手向けし、時間になれば霊柩車へお乗り頂き、火葬場へ向かいます。そして、火葬炉の前でも祝詞と玉串奉献を行います。
仏式でいう初七日にあたるのが十日祭です。これも初七日と同じで、骨上げ終了後式場へ戻り、執り行う事が主になっています。

キリスト教のお葬式

キリスト教における葬儀の考え方

キリスト教の葬儀は『葬儀ミサ』とも呼ばれ、カトリックとプロテスタントで内容や流れが異なります。
キリスト教では『人が亡くなったとしても肉体が滅びるだけ』という考え方をします。家族を失った悲しみは当然ありますが、死は終わりではなく始まりであるとし、神の元へ召される、祝福すべきものと考えます。

通夜~葬儀

仏教や神道とは異なり、通夜の概念はありませんが、通念上執り行われる事が多いです。
内容としては、神父様・牧師様が聖書を朗読したり、故人様の紹介をしたり。
讃美歌・聖歌を歌ったりと、他の宗教ではなかなか見られない雰囲気で式が進んでいきます。
参列の方々は、焼香は行わず、献花を行います。
白いカーネーションを献花台へ捧げます。こちらも作法などは葬儀社からご案内がございますので、ご安心ください。

葬儀当日も、同じような流れで式が進行していきます。
火葬場へ出発してからは、仏式と同じようにお骨上げを行い、それが終わると、初七日法要にあたる「追悼ミサ」を行う場合もあります。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
仏式での葬儀作法が当たり前だと考えていると、万一他の宗教でのお葬儀に参列した際には
作法や考え方の違いに驚かれると思います。
出来るだけ事前に準備をしておき、いざという時に困らないようにしたいものです。
なお、香典の事については過去の記事④を参考にしてください。下記のリンクからお読み頂けます。

【関連記事】

葬儀の豆知識①-焼香・仏衣・シキミ-

葬儀の豆知識②-末期の水・逆さ事・箸渡し-

葬儀の豆知識③-友引・供養品・遺影-

葬儀の豆知識④-名号・戒名・香典-

葬儀の豆知識⑤-骨箱・初七日・満中陰-

【堺市関連記事】

堺市堺区おくやみ(死亡)手続きについて

 

【お彼岸】大切な人を想い、心を込めて迎えるために・・・

「お彼岸」と聞いても、何がいいのかわからない……そう感じたことはございませんか?
お彼岸は、仏教の伝統的な行事の一つであり、故人を偲び、感謝の気持ちを伝える大切な機会です。
今回は、「お彼岸とは何か?」から、「お彼岸をどのように迎えればよいのか?」まで、ご紹介していきます。
大切なご先祖様・ご家族様への感謝の気持ちを込めて、心穏やかにお彼岸を迎えられるよう、ぜひ参考にしてください。

1. お彼岸とは?|基本的な意味

お彼岸の意味と歴史

お彼岸は、春分・秋分を中心とした7日間に行われる仏教行事で、故人を偲び供養する期間です。
理由として、仏教では、春分・秋分は「極楽浄土(彼岸)」と「旬(此岸)」が最も淡々とされ、先祖供養に適した時期と考えられています。
具体的には、お彼岸の期間は「春分の日」と「秋分の日」を中日(ちゅうにち)とし、その前後3日間を含めた計7日間と言われており、この期間中にお墓や仏壇の手入れを行い、故人を供養するといわれております。
お彼岸は、日本に古くから伝わる大切な供養の習慣であり、家族が故人・ご先祖を想い、感謝を伝える機会であると言えます。

2. お彼岸|そうは言うものの何をしたらよいのか?

2-1. お墓参りの流れと作法

お彼岸には、家族でお墓参りをし、故人への感謝を伝えることが大切です。
亡くなったご先祖様・ご家族様に対し、心を込めて手を合わせることで、故人とのつながりを感じられる為です。
・お墓参りの手順
1.墓石を掃除する(落ち葉や汚れを拭く)
2.仏花を供える(菊やリンドウなど)
3.お線香をあげ、手を合わせる
4.故人へ報告と感謝の言葉を伝える
このように、手順をご案内しましたが、お墓参りは形よりも気持ちが大切です。
掃除やお供え物の準備をしながら、故人の時間を大切にお過ごしください。

2-2. 仏壇での供養|何を供えるの?

自宅の仏壇に手を合わせ、その方がお好きだった食べ物やお花を供えてあげてください。
具体的には、
・お供えに適したもの
oおはぎ(春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」と呼ばれる)
o季節の果物や野菜
oご本人がお好きだったもの(お菓子、お茶など)
o供花(白や黄色の花が良い)
形式的に行うのではなく、ご本人様が喜ぶものを供えながら、感謝の気持ちを伝えることが供養へと繋がります。

3. お彼岸の過ごし方|気をつけたいポイント

3-1. 「やらなければいけない」と考えすぎない

お彼岸の供養は義務ではなく、「気持ちを込めて行うこと」が大切です。
ひたすらにこだわると、準備などに追われ、本来の「故人を偲ぶ」目的が薄れてしまいます。
・「お彼岸は必ずお墓参りをしなければいけない」と思わず、都合が付くタイミングでゆっくり手を合わせるだけでも十分です
・自宅で線香を焚きながら、家族でご先祖様・ご本人様の想い出話をするだけでも供養になります。
供養の形に正解はなく、大切なことは「故人を想う心」がそれが一番の供養へと繋がります。

3-2. 遠方の場合や忙しい場合の供養方法

遠方や多忙でお墓参りが難しい場合でも、自宅や手紙で供養の気持ちを伝えることは、方法次第では可能です。
具体例として…
ご遠方の場合→自宅でお線香を焚き、手を合わせる
お忙しい場合→ 手紙を書いてご本人様へ思いを綴る(仏壇に手紙を供える)
直接お墓・お仏壇を祀るご自宅へ足を運べなくても、できる範囲でご先祖様・ご本人様を想うことが大切です。

4. 【お彼岸でよくある質問と回答】|Q&A

お彼岸を迎える方の中で、ご質問を頂く内容をいくつか挙げてみました。

Q1. お彼岸のお墓参りはいつ行ってもいいですか?

A. お彼岸の期間中であれば、いつでも問題はありません。

お彼岸は、春分の日や秋分の日を中心に前後3日間を含めた7日間です。
ただし、春分の日や秋分の日は場所によってはお墓が混むこともため、落ち着いてお墓参りをしたい場合は、前後の日程を選ぶのも1つです。

Q2. お墓参りに行けない場合、どうすればいいですか?

A. 自宅で手を合わせる、お線香を焚くなどの方法があります。

遠方に住んでいることにより、体調の関係でお墓参りに行けない場合でも、供養の気持ちを伝えることはできます。
自宅で供養→ 仏壇に手を合わせ、お線香を焚く
手紙を書く→ 故人に向けた感謝の手紙を用意し、仏壇にお供える
お墓参り代行サービス→ 墓地の清掃や供花、お線香をあげて受け取るサービスを利用する
( 「 〇〇市(お墓のある場所) お墓参り 代行 」とインターネットで検索すると何社か出てきます )
大切なのは、「お墓に行くこと」よりも、「故人を想う気持ちを持つこと」です。

Q3. お彼岸のお供え物は何を準備すればいいですか?

A. 「おはぎ(ぼたもち)」や、好きだった食べ物をお供えしてあげてください。

お彼岸のお供え物として、春は「ぼたもち」(牡丹餅)、秋は「おはぎ」(お萩)がよく用意されています。これは、もち米を使った甘い和菓子で、昔から供養の場で用いられてきました。
その他にも以下のものがよくお供えされております。
〇季節の果物(りんご、柿、梨など)
〇故人の好きだったお菓子や飲み物
〇仏花(白や黄色を思いついた花が良い)
お供えの際は、宗派や家のしきたりによって違うこともある為、ご家族様と相談して決めるのが良いでしょう。

Q4. お彼岸の期間中、毎日お墓参りをする必要がありますか?

A. お彼岸の期間中は、一度お墓参りをすれば十分です。無理をして毎日行く必要はありません。

大切なものは、故人を想う気持ちを持って、感謝を伝えることです。
お墓が遠い場合や忙しい場合は、お墓参りに行かなくても、自宅で手を合わせるだけでも供養になります。

Q5. お彼岸にはどんな服装で行ってもいいですか?

A. 基本的に普段着で大丈夫ですが、派手な服装は避けて頂く方が好ましいです。

お彼岸のお墓参りは、法事のようにフォーマルな服装をする必要はありません。
✅避けたほうがよい服装
〇明るすぎる色
〇短すぎるスカート、ダメージジーンズなどカジュアルすぎる服装
〇サンダルや派手なアクセサリー
✅おすすめの服装
〇黒・紺・グレーなど落ち着いた色の服
〇歩きやすい靴(お墓は砂利道や坂道が多い場合があるため)
〇動きやすく、掃除もしやすい服装
基本的には、「お墓参りに適した清潔感のある服装」を意識していただければ、問題ありません。

Q6. お彼岸は仏教の行事ですが、無宗教の場合はどうですか?

A. 宗教に関係なく、「故人を想う時間」を持つことが大切です。

お彼岸は仏教に由来する行事ですが、宗教関係ではなく「故人を偲ぶ」ことが目的です。
無宗教でも、お墓参りや手を合わせることに問題はありません。
仏壇がない場合は、写真の前で手を合わせたり、故人の好きだったものを用意して故人を偲び時間を作ってよいでしょう。

Q7. お彼岸には何をするのが一般的ですか?

A. お墓、仏壇の掃除、お供え物を供えるのが一般的です。

一般的に、お彼岸には以下の事を行います。
1.お墓参り(墓石の掃除、供花、お線香、お参り)
2.仏壇の掃除・お供え(おはぎや果物、花を供える)
3.家族で故人を偲ぶ時間を持つ(食事や会話をしながら故人を想う)
お彼岸は、難しい行事ではありません。「故人を想い、感謝を伝える」が一番の目的です。

Q8. お彼岸や知人に挨拶をするのが適切ですか?

A. 直接会う機会があれば「お彼岸ですね」と声をかける程度でOKです。

お彼岸はお盆のように、親戚が集まって行うほどの大行事ではありません。
特別な挨拶は不要ですが、親族とお墓参りを一緒にする場合などは、感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

5. まとめ|お彼岸を心穏やかに迎えするために・・・

いかがでしたでしょうか?
お彼岸は、気づかないことも多く、不安を感じるかもしれません。
それでも、大切なことは、「故人を想う気持ち」を持つことです。
心を込めて手を合わせ、穏やかな気持ちでお彼岸をお迎えし、お過ごしください。

家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールでは葬儀のご相談を無料で承っております。
「葬儀の内容について決めておきたい・葬儀の費用を知っておきたい」など… 事前に相談し決めておくことでご心配事が一つ消えるかもしれません。
心配事やご不安な点等ございましたら些細なことでも構いませんので、ぜひご相談ください。

 

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【堺市より】

 

堺市で家族葬を検討中の方へ|葬儀式場の見学は必要?おすすめ式場3選

1. はじめに|葬儀式場の見学って必要なの?

「家族が入院していて、そろそろ葬儀のことを考えないといけないけれど、何から始めればいいのかわからない…」そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?

特に家族葬を希望する場合、どの葬儀式場を選べばいいのか悩むことがあると思います。「写真やホームページで見た雰囲気と違った…」「思っていたよりも狭かった…」ということを避けるために、事前に葬儀式場の見学をすることをおすすめします。

今回は、堺市で家族葬を考えている方に向けて、式場見学のポイントとおすすめの式場3選をご紹介します。それぞれの式場の特徴や、実際の利用者からの口コミをもとにメリットを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

2.葬儀式場の見学でチェックすべき5つのポイント

見学をする際には、以下の5つのポイントを確認しておくと安心です。

1.アクセスの良さ → 参列者が来やすい立地か?

駅から近いという一般的なアクセスの良さも大切ですが、家族葬で大切なのは参列する家族にとってアクセスが良いかということです。車移動なのか、電車移動なのか事前の確認で良いアクセス環境を選ぶ事が可能です。

2.式場の広さと設備 → 家族葬に適した規模か?控室の環境は整っているか?

洋室・和室などご家族の好みもございます。また、式場の広さや充実度が家族に合っているかを事前に確認することで、満足のいく葬儀式に繋がります。

3.費用とプラン → 自分の予算に合っているか?

式場見学の際は、葬儀プランナーに葬儀の御見積書もいただきましょう。葬儀には式場使用料金が必要になりますので、費用も確認しておきましょう。

4.スタッフの対応 → 丁寧に案内してくれるか?疑問にしっかり答えてくれるか?

葬儀スタッフが親身になって寄り添ってくれるか、葬儀前からしっかりサポートしてくれる葬儀社がお勧めです。

5.雰囲気と清潔感 → 落ち着いた雰囲気か?設備が整っているか?

式場の雰囲気や清潔さも確認しておきましょう。これらを意識することで、「こんなはずじゃなかった…」という後悔を防ぐことができます。

 

3.堺市の家族葬におすすめの式場3選

 

① 堺市立斎場

・公営斎場で認知度がある

・小式場・中式場があり、規模に応じた家族葬が可能

・火葬場が併設されているため移動が不要、費用を削減できる

 

ーーー 実際の利用者からの口コミ ーーー

✅ 火葬場が隣にあるので移動がいらない

通夜葬儀を行う式場と火葬場が同じ施設内にある為、移動の手間が無く、高齢の家族の負担が軽減された。車いすもあるので安心できた。

✅ 公営斎場ならではの安心価格

堺市が運営する公営斎場なので式場の使用料金が明確。

✅ アクセスが良い

JR阪和線堺市駅からすぐの場所にあり、遠方からの参列者も迷わず来場できます。

 

 

② 家族葬INORITEイノリテ堺斎場前ホール

・家族葬専用ホールで、18名までの少人数葬儀に最適

・1階が式場、2階が親族控室とシンプルながらも温かみのある空間

・堺市立斎場から1番近い家族葬専用葬儀式場、移動がスムーズ

 

ーーー 実際の利用者からの口コミ ーーー

✅ 火葬場までの移動がスムーズ

堺市立斎場のすぐそばにあるため、葬儀後に火葬場までの移動が最小限に抑えられます。「移動の手間がなく、家族も高齢の親族も負担が少なかった」との声が多く寄せられています。

✅ 貸切型でプライベートな空間を確保できる

1日1組限定の為、他のご葬儀と重なることがなく、「家族だけで静かにお別れできた」とのお声が多く、評価が高いです。故人様との時間をゆっくり過ごしたい方にぴったりの環境です。

✅ スタッフのサポートが充実

「葬儀の流れがわからなくても、スタッフがしっかりとサポートしてくれた」との口コミがあり、葬儀に不慣れな方でも安心です。

 

 

③ 家族葬INORITEイノリテ堺深井ホール

・1階と2階に式場があり、アットホームな雰囲気

・30名様規模の式場をご用意

・宿泊可能な控室があり、家族でゆっくりと過ごせる

・少人数から対応できる柔軟なプランが魅力

・式場周辺に飲食店が多くある為、通夜日は外へ食事に行ける

 

ーーー 実際の利用者からの口コミ ーーー

✅ アットホームな雰囲気で落ち着いた葬儀ができる

「まるで自宅のような雰囲気で、リラックスして故人と過ごせた」との口コミが多く、親族だけで温かく見送りたい方に最適です。

✅ 親族控室が広く、家族で宿泊が可能だった

1階の和室は広く、椅子もあるため、足が悪い高齢の親族も安心して利用できた。家族みんなで宿泊でき、最期の夜をゆっくり過ごせた。

✅ 費用を抑えつつ、充実したサービスが受けられる

家族葬専用式場のため、一般葬よりもコストを抑えられるケースが多い。「適正な価格で、必要なサービスはしっかり提供してくれた」との口コミが多数寄せられています。

 

 

 

 

4.後悔しない家族葬を行うために確認するポイント

家族葬の式場を選ぶ際は、以下のポイントを意識すると失敗が少なくなります。

①貸切型かどうかをチェックする

家族だけで静かに送りたいと考えられている方は貸切型の式場がおすすめです。他の方の葬儀と重ならず、プライベートな空間でお別れができます。家族葬では貸切型を選ぶと、よりゆっくりと故人を偲ぶことができます。

 

②事前相談を活用する

式場の見学や事前相談を利用すると、施設の雰囲気やスタッフの対応を確認できます。「思っていたのと違った」という失敗を防ぐためにも、事前に相談しておくのがおすすめです。また、弊社の葬儀後アンケート調査では、約7割のご家族が事前に葬儀社を検討し事前相談を行っています。

 

③費用の詳細を確認する

事前相談では見積もりの内訳をしっかり確認しましょう。葬儀費用には追加料金が必ずかかります。葬儀はいつ起こるか分からない為、霊安室の費用やドライアイスなど、故人様のお身体をお預かりする費用などは火葬場の混み状況によって増減します。納得して葬儀費用を支払えるように、何の費用が追加料金になるのか、このプランには何が付いているのかなど、他社と比較する際は総額ではなく内訳で比較しましょう。「基本プランの料金だけを見ていたら、オプションで高額になった」というケースもあるため、注意が必要です。

 

まとめ|堺市の家族葬に最適な式場を選ぼう

堺市で家族葬を考えている方におすすめの式場を3つご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。実際に、葬儀式場の見学をすることで、実際の雰囲気や設備、スタッフの対応を確認できるため、安心して式場を選ぶことができます。

堺市で家族葬を検討している方は、ぜひ「堺市立斎場」「家族葬INORITEイノリテ堺斎場前ホール」「家族葬INORITEイノリテ堺深井ホール」などを候補に、見学をしてみてください。

「どの式場がいいのか迷っている」「家族葬について詳しく知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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【初めて葬儀をされる方必見】堺市の家族葬と一日葬を徹底比較

 

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ご遺族のための手続きハンドブック

【葬儀の事前準備】葬儀の豆知識⑤-骨箱・初七日・満中陰-

家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールです。お葬式で使用する仏具であったり、飾るもの・行うことには、全て意味があります。それは、故人様に対する気持ちを表現するものばかりです。生涯に一度の大切なセレモニー。心の籠ったお見送りをお手伝いしたいという思いで、何度かに分けてその意味合いをご紹介していきたいと思います。今回はその中から、骨箱・初七日法要・満中陰法要について紹介していきます。

骨箱について

葬儀が終わり、火葬場へ入場してから2時間程度で、骨上げが始まります。骨上げの際には、火葬場職員さんの案内のもと、お骨壺へお骨を拾います。
このお骨壺は案外奥深く、葬儀の打ち合わせでも悩む方がいらっしゃいます。
そんなお骨箱について解説していきます。

骨箱の選び方

打ち合わせの際には、お骨箱の個数・大きさを確認させていただきます。
その昔は、大小ひとつづつ、2つのお骨箱を持ち帰るのが一般的でした。関西地方は宗派の総本山が集中している為、小さい方は総本山へ納め、大きい方は家のお墓に納めていました。
ただ最近は、お墓をお持ちでないご家庭や、墓じまいを考えていらっしゃる方、一心寺さん等の納骨堂へ納める予定の方など、時代の変化により色々な考え方が出てまいりました。
その為、個数や大きさなどはご家庭の事情により変わってまいります。
事前相談や葬儀の打ち合わせの際、お話し頂ければ、適切なアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。

風習の違い

また関西地方では、部分収骨が一般的です。関東では全てのお骨や遺灰まで持ち帰りますが、ここ関西では骨箱の分だけお骨を拾い、残ってしまったお骨は自治体ごとに契約している寺院や、合同埋葬地へ埋葬されます。
その為、「それはちょっと寂しいな」と考え、お墓の予定が無くとも大きなお骨箱で骨上げをされる方もいらっしゃいます。
今後の予定も大切ですが、ご遺族の方がどう考えるか?も重要なポイントとなります。いざとなった場合には、じっくりと考え、ベストな大きさ・個数を決めていただければと思います。

初七日法要とは

お葬式が終了し、まず最初にする法事が初七日法要です。その昔は、命日から数えて七日後(※)親族がもう一度集まり、お寺様もお呼びして行っていましたが、最近では骨上げが終わってから葬儀式場へ戻り、執り行うことが主になっています。これは数日後に再び集まる事の負担や、自宅で法要を行う事の難しさ等から簡略化されたと言われています。
※地域によっては亡くなった日の前日から数える事もあります。

初七日法要の仏教的意味

仏教では、亡くなると49日間の旅に出ると言われています。その世界の事を中陰といいます。中陰の旅では7日ごとに、生前に犯した罪を裁かれる事になっています。その裁判の初日が、初七日なのです。
故人様は裁判にかけられ、無益な殺生を初めとする仏教の教えに反していなかったかの審理を行います。裁判には弁護士が必要です。それが『不動明王』です。有名な仏様で、各所に仏像が祀られています。

不動明王は、険しい表情をされていますが慈悲深い仏様で、人間の煩悩を戒めてくれます。そこでご遺族が集まって、法要を行う事で功徳(善行)を積み、裁判が有利に進むようお願いをします。この結果により、三途の川をどう渡るかが決定する為、故人様にとってはとても大切な1日です。

式中初七日法要

前述のように現代では、再び集まる手間等を鑑み、火葬・骨上げが済んでから式場へ戻り、当日に済ませてしまう事が主流となっています。
そこから更に簡略化が進み、『式中初七日』という考え方が生まれました。

これは葬儀の読経が済んだ後、そのままの流れで初七日法要の読経を頂く、という方法です。これにより、式場まで戻る必要がなくなる(火葬場で解散が出来る)事から、時間の短縮や、高齢者の負担を軽減する狙いがあります。

ただ、地域や菩提寺様によっては式中初七日を受け入れてもらえない場合があります。式中初七日をご希望の場合は、事前に確認しておくと良いでしょう。

当社で紹介をさせて頂くご寺院様であれば、問題なく式中初七日を執り行う事が出来ます。ご家庭のご事情により、様々な選択肢がございますので、事前の相談で確認を行いましょう。

満中陰法要について

命日から数えて49日後、故人様は満中陰を迎えます。
満中陰の日というのは、故人様が極楽浄土へ向かえるかどうかの最後の審判の日です。そのため、盛大な法要を行い、供養を行います。

満中陰法要の仏教的意味

五七日(いつなぬか=35日目)閻魔王が六道のどこへ生まれ変わるかを決定します。
(六道=天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道)
七七日(なななぬか=49日目)これまでの裁判の結果を基に、泰山王が最終決定を言い渡す日で、より具体的に、どう生まれ変わるかを最終決定します。
例えば、性別はどうか?寿命はいつまでか?も決まると言われています。
ここで登場する弁護士が薬師如来です。

薬師如来は薬壺を持っていて、その人に合った薬をくださるそうです。
また、不安や悩みがあれば、取り除くいて下さる力を持っていらっしゃいます。親族一同が故人様の為に法要を執り行い、より良い決定が下るよう、薬師如来にお願いする日が、満中陰法要です。

法要の際には故人様の事を思い返して、
「今頃どこに生まれ変わるか決まっているかな?」なんて
想像してみるのも良いかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか。お葬式で行う事には、今回紹介したもの以外にも、ひとつひとつに意味があります。次回もまた大切な意味合いをご紹介致します。家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールでは、ご家族様に寄り添った丁寧な事前相談を心がけています。不安を取り除き、いざという時にお別れに集中できるよう、事前の相談がとても大事です。ぜひ家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールにご連絡ください。事前相談や式場のご見学など随時受け付けております。

【関連記事】

葬儀の豆知識①-焼香・仏衣・シキミ-

葬儀の豆知識②-末期の水・逆さ事・箸渡し-

葬儀の豆知識③-友引・供養品・遺影-

葬儀の豆知識④-名号・戒名・香典-

【堺市関連記事】

堺市堺区おくやみ(死亡)手続きについて

 

【福祉葬】生活保護を受けていらっしゃる方へ【民生葬】

お葬式に掛けられる予算は各家庭によって様々です。
小規模な葬儀が主になっているとはいえ、一般的な家族葬を行うとなると
やはりある程度まとまった金額が必要になって参ります。

現在生活保護を受給されており、経済的な理由から多額の葬儀費用を捻出しにくいご家庭もあるのではないのでしょうか。
そんな方でも、条件を満たせば火葬のみの火葬式・直葬が自己負担0円で行えます。
今回はそんな福祉葬(生活保護葬)について解説していきます。

Q:福祉葬とはどういうものですか?
誰でも福祉葬ができるのでしょうか?

福祉葬とは、葬祭扶助制度(そうさいふじょせいど)を活用し、自己負担金0円で火葬式を行う葬儀です。
この制度を利用するには、申請資格を満たし、葬儀の前に申請をしておく必要があります。

申請資格は以下のようになっています。
・葬儀を執り行う本人(喪主)が生活保護を受けられている。
・生活保護を受けられていた本人が亡くなり、その方に身寄りがない。
※葬儀を執り行う方が非受給者の場合は、葬祭扶助が受けられない事があります。

担当のケースワーカーさんに、事前に『万一の場合に、自分は葬祭扶助の対象であるか?』という確認をしておけば安心です。お電話等で確認しておきましょう。

参考リンク:
堺市各区生活援護課 連絡先

Q:どのようなお葬式になりますか?

こちらの制度はあくまでも経済的余裕がない方への救済措置になりますので、
内容は質素なものに限られます。
いわゆる直葬・火葬式とよばれるもので、通夜、葬儀を省略した形式となります。
火葬に必要最小限の物品は含まれますが、遺影のお写真や寺院による読経などは含まれません。
以下は当社の福祉葬プランに含まれるものです。ご参考にしてみてください。

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※遺影写真,ご供花,ラストメイク,後祭り祭壇,位牌,宿泊,飲食などは含まれません。
また、福祉葬プランは葬儀社により内容が異なります。ご留意くださいませ。

Q:万一のことがあればどこへ連絡すればいいですか?

まずは葬儀社にお電話を頂ければと思います。そしてお電話口で、福祉葬をご希望されている旨をお伝えください。
その後ケースワーカーさんへ訃報を入れ、葬祭扶助が降りるかの確認をお願いします。
※扶助が降りない場合はご実費の負担となります。

その後に搬送・火葬日程や葬儀内容の打ち合わせをさせていただき、
火葬当日には最後のお別れとなります。ご収骨まで終えられますとご散会となります。

※葬祭費の支給が認可されれば、その後の手続きは葬儀社のスタッフで代行をさせて頂きます。

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実費負担となった場合にはこういったプランもございます。
福祉葬と同じような内容で、費用も抑えられるプランでございます。

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Q:参列の人数に制限はありますか?

制限は特にございませんが、火葬日までは当社霊安室でのお預かり安置となります。
火葬当日にお顔をご覧いただいての最後のお別れのお時間を準備させて頂きます。
こちらも葬儀社によって内容が異なりますので、ご不安な方は一度葬儀社にご相談ください。

 

Q:故人が愛用していた衣服や食べ物、嗜好品など
棺へ入れる事は可能ですか?

はい、可能です。火葬当日にお別れをして頂く際、短時間ではありますが、お棺の蓋をお開けします。コレというものが何かございましたら、その時にご納棺ください。
ただ、金属やプラスチック類など、火葬に適さないものもございます。
お別れの際には、葬儀社スタッフがおりますのでご相談くださいませ。

詳しくはこちら
堺市立斎場 利用にあたっての注意事項

最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は福祉葬(生活保護葬)のご紹介をさせて頂きました。
どんなお葬式でも、故人様を後悔なくお見送りしたい気持ちは同じかと存じます。
そんな最後のお別れが、悔いの無いようにお手伝いをさせて頂くのが葬儀社の役割でございます。
もっと詳しく聞きたい,対面で話がしたい方は是非、家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールまでご連絡ください。
お話を伺う事で、不安解消の一助となれば幸いでございます。
今回は以上です。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

【堺市の方へ】葬儀後手続きの負担が軽減する? 手続き判定ナビについてご説明します

「亡くなった後の手続き、何をすればいいの…?」
大切な方を見送った後、残されたご家族にはさまざまな手続きが必要になります。
しかし、「何をすればいいのかわからない」、「どこで手続きをすればいいのか不安」と感じる方も多いのではないでしょうか。
特に、役所への手続きは複雑で、窓口を何度も訪れる必要がある場合もあります。

そんなときに便利なのが、堺市電子申請システムの「手続き判定ナビ」です。
これは、必要な手続きを簡単に判定し、オンラインで申請が可能なものはそのまま手続きできるシステムです。
令和7年2月5日9時から、おくやみ(死亡)などのライフイベントに関連する手続きの一部で、「行かない手続き」・「書かない手続き」を導入し、役所に行かずに済む手続きや、事前に書類を作成し窓口での記入を省略できる手続きを開始いたしました。

ご利用には堺市電子申請システムの利用者登録が必要ですが、一度登録すれば、今後の手続きが格段に楽になります。
今回は、「手続き判定ナビ」の使い方や活用のポイントをご紹介します。

1.「手続き判定ナビ」とは?

1-1.何ができるのか?

「手続き判定ナビ」は、ライフイベントに応じた必要な手続きを簡単に判定し、手続き方法を案内するシステムです。
【堺市】手続き判定ナビ(引っ越し・おくやみ) 案内チラシ

1-2.オンラインで完結できる「行かない手続き」とは?

令和7年2月5日9時から、一部の手続きがオンラインで完結できるようになりました。

2.どんな手続きが対象?

2-1.来庁不要の「行かない手続き」

ご自宅などにて、可能となります
(1)利用したい「手続き判定ナビ」を選択し、質問に回答すると必要な手続きが表示されます。
(2)表示された手続きを申請します。
(3)「行かない手続き」はオンライン申請で手続き完了となります。

2-2.事前に申請書を作成できる「書かない手続き」

来庁当日(「書かない手続き」)
(1)区役所の窓口で番号札をとり、案内された窓口で「事前に申請していること」、「氏名」、「申込番号」を申し出てください。
※来庁予定日を7日過ぎた場合、申請はキャンセルとなります。
予定日を7日過ぎた場合は、再度申請してください。
(2)必要事項を印字した申請書で手続きします。
※署名等窓口で追加でご記入いただくことがあります。

3.「手続き判定ナビ」の使い方

3-1.利用登録の方法

「手続き判定ナビ」を利用するには、まず堺市電子申請システムへの登録が必要です。以下の手順で登録を行います。
堺市電子申請システムの公式サイト(こちら)にアクセス。
「利用者登録」ボタンをクリック。
必要な情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス)を入力。
確認メールが届くので、メールに記載されたリンクをクリックして登録を完了。
ログインIDとパスワードを設定し、登録完了。
登録が完了すると、手続き判定ナビを利用するための環境が整います。
堺市電子申請システムへのユーザ登録の方法について(YouTubeにリンクしています)

3-2.具体的な操作手順

手続き判定ナビのページ(こちら)にアクセス。
「おくやみ手続き」など、該当するライフイベントを選択。
質問形式でいくつかの情報を入力(例:故人の名前、関係性など)。
必要な手続きの一覧が表示される。
オンラインで完結できる手続きは、そのまま申請可能。
窓口に行く必要がある手続きは、事前に申請書を作成。
完了後、申請内容の確認メールが届く。
この手順に従うことで、必要な手続きをスムーズに進めることができます。
「手続き判定ナビ」の操作方法(画面イメージ)

4.「手続き判定ナビ」を活用するメリット

・必要な手続きを自動判定してくれるため、手続きの漏れを防げます
・オンラインで完結できる手続きが一部あります
・来庁不要で済む手続きがあり、役所に行く手間が減ります
・事前に申請書を作成できるため、窓口での記入の手間が省けます
・時間と手間を大幅に削減します
・スマホやパソコンから簡単にアクセスできるため、忙しい方にも最適です

5.まとめ

「手続き判定ナビ」を活用すれば、煩雑な手続きをスムーズに進めることができます。
堺市電子申請システムを利用すれば、窓口へ何度も足を運ばずに済むため、お忙しいご家族皆様のご負担を軽減することが可能になるかもしれません。
利用には事前登録が必要ですが、一度登録さえ行えば、今後の手続きが楽になることでしょう。
今回の記事では、簡単にご紹介のみ行わせて頂きましたので、詳細については、堺市公式サイトをご確認ください。

家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールにて葬儀のご相談を無料で承っております。
「葬儀について事前に聞いておきたい。葬儀費用がどれくらいかかるのか見積もってほしい」など… 事前に少しだけでも相談し聞いて、決めておくことで今抱えていらっしゃるご不安が少し晴れるかもしれません。
心配事やご不安な点等ございましたら些細なことでも構いませんので、ぜひご相談ください。

【 関連記事 】
お葬儀の流れについて ご逝去 ~ お打ち合わせ まで
お葬儀の流れについて お打ち合わせ ~ お通夜 まで

【 堺市記事 】
【堺市】 手続き判定ナビ(引っ越し・おくやみ)

お葬儀の流れについて お打ち合わせ ~ お通夜 まで

大切な方とのお別れは、いつ迎えるか分からず予想がつかないことが大半です。
実際に覚悟していても、いざその時がやって来ると気が動転し、焦ってしまいやすいものです。
事前に準備や流れを知っておくことで、いざという時に冷静に判断できるだけではなく、ご本人やご家族の意向に沿ったお別れを行うことが可能となります。
前回 【お葬儀の流れについて ご逝去 ~ お打ち合わせ まで】 をご紹介しましたが、
今回は【お打ち合わせ ~ お通夜】までをご説明させていただきます。
初めて大切な方をお見送りする方や、いざという時がご心配な方はご覧いただきご参考にして頂けましたら幸いです。

1 )親族へのご一報・参列確認

お打ち合わせが終了した時点で日程は確定していることがほとんどです。
ご家族・ご親戚様へ、日時・会場名・会場住所などのご連絡をお願い致します。
近年では電話のみならず、LINEやメールなどの連絡手段も多数ございますので、皆様が連絡しやすい手段にてご連絡してあげてください。
※もし、お打ち合わせの前に、ご逝去の一報だけご連絡をしていた方がいらっしゃる場合は、その方にも詳細(日時・会場名・会場住所)のお伝え忘れが無いようにお願い致します。

2 )死亡届の提出

死亡届の提出につきまして、株式会社セレモニー真希社では、ご家族様に代わりその手続きを代行しております。
過去に、ご家族様自身で提出しに行かれたとお話を伺ったこともございますが、死亡届の手続きは我々が代行いたしますので、ご安心ください。
今回はお葬儀までの流れの一つとしてご説明をさせて頂きます。

死亡届の提出先に関して、どこの市役所・区役所にでも提出できるわけではなく、提出先が決められております。
堺市立斎場に関して、まず、決められた市役所・区役所へ死亡届を提出を行います。
そちらにて【死体火(埋)葬許可書】と呼ばれる書類を頂きます。
その【死体火(埋)葬許可書】と火葬料金を堺市立斎場へ持参し、提出することで、火葬手続きが完了となります。

3 )遺影写真の決定

遺影写真は、葬儀や法要の場で故人様を偲ぶ象徴として、その人の人生・お人柄が伝わってくる重要なお写真であり、葬儀が終わってからもずっと残る大切なお写真です。
お預かりするお写真の一例として、
ご本人様のみが映っているお写真(日常の一枚)、複数人で一緒に撮ったお写真(ご家族様・ご友人方との思い出の一枚)など…が挙げられます。
しかし、お写真を撮る機会が無かった、写真を撮られることがあまりお好きでなかった方々もいらっしゃいます。
その際は、運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなどの顔写真でも作成可能でございます。
また、お服のお着せ替え・背景のご変更(カタログ内よりお選びいただけます)も可能なため、お写真を決められる際はお気兼ねなくご相談ください。

4 )お食事の確認

通夜・葬儀の中で、ご家族・ご親戚などがお集まりになってお食事を召し上がる回数は地域によって異なります。
基本、堺市で通夜・葬儀を行う場合、召し上がるタイミングは2回でございます。
※名称は簡略的に紹介しております

①通夜料理(通夜が終わってからのお食事)

お通夜が終了し、参列して下さったご家族・ご親戚へ感謝の気持ちを伝える為であり、かつ、お亡くなりになられた方を偲ぶ為のお食事の場であります。
お食事にも大きく分けて2種類あり、従来通りの【桶寿司】、コロナ禍から選ばれる割合が多くなった【個別(お弁当)】がございます。

②葬儀料理・当日料理(火葬場の炉前でのお見送りをした後、ご収骨までの間のお食事)

葬儀が終了し、ひとつ区切りをつける為であり、かつ、参列して下さったご家族・ご親戚へ感謝の気持ちを伝える為のお食事の場であります。
堺市立斎場では、炉前でのお見送り後、ご収骨までの間に、お食事を召し上がる待合室がございます。
そちらのお部屋にてご収骨アナウンスが入るまで(約1時間~約1時間30分)、お召し上がりいただきます。

数を出したいけど聞きにくい…そんな時は?

食事に関して、お通夜(葬儀)だけお越し下さるのか、通夜・葬儀の二日お越し下さるのか確定しない限り、数が決まりません。
「食事を用意するのですが、料理の数を確定させないといけなくて…ご都合いかがでしょうか?」とご親戚にお尋ねするのも気が引けるかと思います。
それならまず、「お通夜・葬儀お越しになるか?(出欠の確認)」、その後に「もしお越し下さるなら最後まで残って頂けるお時間はあるか?(食事の有無の確認)」
と伺ってみるのも一つの方法かと思われますので、ご参考にして下さい。
・残られる場合 →食事が必要
・途中で帰る場合→食事は不要 or (必要なら)持ち帰り用の食事を用意する

5 )供花・供物の確認

供花・供物は、お亡くなりになられた方への弔意を表す役割や、お供えとして祭壇近くに飾り、祭壇をより華やかに見せる役割がございます。
供花は名前の通りお花をお供えし、供物は果物や缶詰・乾物・お菓子など日持ちしやすいものが中心となります。
供物は、葬儀を終えるとご家族が持ち帰り、持ち帰ったその供物はご家族で召し上がっていただきます。その為、供物は日持ちしやすいものが選ばれております。
供花は葬儀・告別式が閉式した後、最期のお別れの時に祭壇のお花と一緒にお棺へ手向けていただくことが多いです(一部地域によって異なります)。
最近の傾向と致しまして、供花・供物のご注文割合で見ると、供花の方が多く見受けられます。
供物は持ち帰れるものの、持って帰るのがお手間であったり、持ち帰るくらいなら棺の中に最後手向けて頂ける供花が良いとのご意見を伺います。
供花・供物に関して、ご注文を何件か承った場合、順番の確認をさせて頂きます。
最近は、家族葬でのお見送りが主流となりお供えの本数も少なくなっており、順番を細かくお気にされない方も多くなっておりますが、もしご心配のようでしたら、順番確認の時にご相談ください。

・ご心配な場合は事前にご相談・お問い合わせください

いかがでしたでしょうか。
今回は、【お打ち合わせ ~ お通夜】までをご説明させていただきました。
流れを事前に知っておくことは、慌ただしい状況の中でも冷静に判断し、ご本人やご家族の意向に沿ったお別れを行う上で大切なことの一つであると言えます。
また、大切な方との最期のお時間を後悔のないようにする為に、大切であると言えるかもしれません。

株式会社セレモニー真希社にて葬儀のご相談を無料で承っております。
「事前に葬儀の話をするのは不謹慎な気がする。本人が亡くなる前に決めるのは失礼な気がする」というご意見もあるかと思いますが、事前に少しだけでも聞いておく、決めておくだけでご不安が解消することもございます。
心配事やご不安な点、お葬儀費用のことなど…些細なことでも構いませんので、ぜひご相談ください。

【 関連記事 】
お葬儀の流れについて ご逝去 ~ お打ち合わせ まで

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【ご不幸】 おくやみ(死亡)による手続きを検索 堺市
【葬祭費】 死亡されたとき 堺市

 

【堺市版】葬儀費用の内訳とは?総額の内訳を解説いたします

突然ですが、皆様、「 118.5 」という数字は何の数字かご存じでしょうか。

株式会社鎌倉新書様が、昨年2024年3月に実施した「第6回お葬式に関する全国調査」で発表された葬儀費用の総額で、118.5万円と発表されておりました。
(ちなみに少し遡ってみると前回2022年に実施した第5回では110.7万円、前々回2020年に実施した第4回では184.3万円でした)。

葬儀は、人生の大切な節目で避けて通れないことの一つです。
しかし、実際に自分たちが喪主の立場で葬儀を進めるとなった際、多くの方がその複雑さや不透明さに戸惑いを覚えるのではないでしょうか。
葬儀には、火葬料や式場使用料、御布施、返礼品など多岐にわたる費用が発生し、各項目の相場や内訳が分かりにくいことが問題視されています。
また、「突然の出費で予算が足りない」「見積もり以上の追加料金がかかった」といったトラブルも少なくありません。

いま、この記事を読んで下さっている皆様が、どこかの葬儀会社の会員に入会しており、また、すでにどこかの葬儀会社で見積もりを取っており、そこに葬儀を依頼すると決めていらっしゃるのであれば、特に問題はないかと思います。
まだご準備をされていない方や、現在何社か検討されていらっしゃる皆様が、この記事を読み進めることで、「何がかかるのか」、「予算内で希望する葬儀を実現するにはどうすればよいか」といった疑問が少しでも解消され、後悔のない選択をするための参考になればと願っております。
今回は、家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールでの費用内訳をもとにご説明いたします。

1 ) 葬儀基本料金

葬儀費用の中心・ベースとなるプランの項目です。
これで葬儀の内容自体が決まるとも言える為、全体費用の多く占めております。
葬儀プランは、家族葬・一般葬(=二日葬)、一日葬、直葬など、葬儀の規模や形式によってプランの金額が異なっている場合が多いです。
それぞれのプランによって含まれる内容やサービスが異なっているのが理由として挙げられます。
そして、葬儀会社によってプランに入っている内容・サービスは異なっております。
希望する内容、ご予算を明確にした上で、必要な要素が含まれたプランをお選び頂くことが葬儀費用のトラブルを避ける手段の1つとなります。
家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールでも直葬、一日葬、家族葬(=二日葬)のプランをご用意しております。

  

2 ) 御布施

御布施は、お寺など付き合いのある宗教者様への御礼として重要な費用の一部です。
適切な額を準備することで、失礼のない形で葬儀を進めることができます。
地域や宗派、宗教者様によって金額が異なる為、事前に確認することが必要です。
ご不安であれば事前にお付き合いのあるお寺様へお問い合わせしておくと安心です。
もし、大切な方がお亡くなりになった時点で、金額が分からなくても問題ございません。
お打ち合わせの前後で、お付き合いのあるお寺様にお問い合わせをして頂いてもまだ時間は十分間に合います。
どちらかと申し上げると、ご逝去されてから金額をお尋ねになるケースの方が多いです。
ご家族様より、「お寺様に直接御布施の金額を聞いて良いのでしょうか?」と質問を頂くことがございます。
この点に関しては、【 直接聞いても問題なく、皆様お尋ねされておりますのでご安心下さい 】。
我々、葬儀会社側で御布施の金額を勝手に決めることができない為でございます。
ここで注意して頂きたいのが、万が一、金額を聞き忘れた場合にご自身で御布施の金額を決めてお包みになる場合です。
お寺様によって金額が決まっていることの方が多い為、今後のお付き合いのことも考えると、ご自身で判断してお包みになることはお控えいただく方がよろしいかと思います。
金額を聞き忘れたとお気付きになった時点で、お寺様にご確認をお願いいたします。
お通夜の日、葬儀の日にお渡しすることが多いですが、万が一、用意が間に合わなかった場合は、後日お寺様の元へお伺いするのも1つです。
その際は、「通夜・葬儀と慌ただしい為、後日、御礼のご挨拶を兼ねて改めて御布施を持参しにお伺いします」と通夜・葬儀の日にお寺様へお伝えすると全く失礼ではございませんのでご安心ください。
もし、元々お付き合いのあるお寺がない、昔はあったが今は疎遠で今後も付き合うつもりはない、県外で遠方のお寺 といった場合は、一度ご相談ください。
場合によっては、ご紹介することも可能でございます。(一部ご紹介できない宗派もございます)

3 ) 飲食費

葬儀における飲食費は、参列者の人数や提供するメニューによって変動し、人数が多くなると金額も膨らみやすいものとなります。
堺市の葬儀では、食事をするタイミングは2回(通夜や葬儀当日)ございます。
①通夜料理(通夜が終わってからのお食事)
お食事にも大きく分けて2種類あり、従来通りの【桶寿司】、コロナ禍から選ばれる割合が多くなった【個別(お弁当)】がございます。
【桶寿司】は多少の人数の誤差が生じても支障はなく、【個別(お弁当)】は正確な人数を出しておかないと、過不足が生じる可能性があります。
②葬儀料理・当日料理(火葬場の炉前でのお見送りをした後、ご収骨までの間のお食事)
堺市立斎場では、炉前でのお見送り後、ご収骨までの間に、お食事を召し上がる食事室がございます。
そちらのお部屋にてご収骨アナウンスが入るまで(約1時間~約1時間30分)、お召し上がりいただけます。
こちらも従来通りの【お膳】、もし余った場合にお持ち帰りできる【パック膳】と2種類ございます。
お一人あたりの飲食費の計算を行うと、お選びになる内容で異なり、大まかですが7,000~8,000円ほど見ていただくとご安心です。
家族10人 → 7,000~8,000円 × 10人分 = 70,000~80,000円
家族20人 → 7,000~8,000円 × 20人分 = 140,000~160,000円

4 ) 返礼品

返礼品は、通夜・葬儀と参列して下さった親戚・一般会葬者(会社関係・ご友人など)への感謝を伝える大切なおもてなしの品物です。
昨今の葬儀において、返礼品の使用数は減ってきたものの、返礼品には弔問に訪れた方への感謝の気持ちを示す意味がある為、万が一に備えてご用意して下さる方が多くいらっしゃいます。
ラインナップとして、実用的なお茶・コーヒー・タオルなどが挙げられます。 どなた様にお渡しするかは、ご注文頂いた際や通夜・葬儀の際に、確認しながらお渡しする必要のある方へお配りいたします。
こちらの数に関しては、参列人数によって変動するため、最終的には使用数のみのご請求となります。

5 ) その他(火葬料金・式場料金・供花・マイクロバス・霊安室使用料金など)

火葬料金のお支払先は堺市へ、式場料金のお支払先は葬儀を執り行う先によって異なります。
堺市立斎場内の式場(公営)の場合 → 堺市へ
葬儀会社が有する式場(民営)の場合 → 葬儀会社へ
供花に関しまして、お打ち合わせの中では、親族を代表する「親族一同」の供花をご用意されるか等をお伺いさせていただきます。
マイクロバスは、参列者の移動を円滑にするために手配されることが多いです。
ただし、葬儀式場から火葬場までの距離が近い場合や堺市立斎場内の式場で行う場合は、必要無くなります。
霊安室(故人様がお休みになるお部屋)の使用料金やドライアイス(故人様のお体保護の為にお当てするもの)に関しては、葬儀の日数に応じて追加で頂戴をしております。

 

ご不安な場合は事前に見積もりを取ることも1つです

いかがでしたでしょうか。
葬儀費用の内訳を理解することは、大切な方を送り出す準備を進めるうえで非常に重要です。
それぞれの費用項目には特徴や注意点があり、どのように選択し、どの部分に費用をかけるかを事前に把握することで、無駄な出費を防ぎつつ、ご家族様の負担を軽減することが可能です。
葬儀における費用トラブルを防ぐには、最初の段階で詳細な見積もりを依頼し、内容をしっかりと確認することが不可欠です。
追加料金が発生する可能性のある項目についても、明確に説明を受けることで安心感が得られます。
信頼できる葬儀社を選ぶためには、実績や口コミだけでなく、見積もり時の対応や提供されるサービスの内容を比較することも有効であると言えます。
決して、警戒心をもって見積もりを取ってくださいというわけではございません。
葬儀は決して安価ではない一方で、一度きりの大切な儀式です。
費用に関する十分な情報を収集し、計画的に準備を進めることで、家族全員が納得のいく後悔のない形で故人を見送ることができます。
今後の葬儀の準備を進める際には、この記事で紹介した内容を少し思い出して頂き、堺信頼できる葬儀社を見つけるための第一歩を踏み出してください。

家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールでは葬儀のご相談を無料で承っております。
「葬儀費用についてもう少し聞いておきたい。葬儀費用の見積もりを出してほしい」など… 事前に少しだけでも相談し聞いて、決めておくだけで今抱えていらっしゃるご不安が少し晴れるかもしれません。
心配事やご不安な点等ございましたら些細なことでも構いませんので、ぜひご相談ください。

【関連サイト】
【葬祭費】 死亡されたとき 堺市
【家族葬(=二日葬)と一日葬】 2つの違いを比較

 

 

 

【葬儀の事前準備】葬儀の豆知識④-名号・戒名・香典-

家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールです。お葬式で使用する仏具であったり、飾るもの・行うことには、全て意味があります。それは、故人様に対する気持ちを表現するものばかりです。生涯に一度の大切なセレモニー。心の籠ったお見送りをお手伝いしたいという思いで、何度かに分けてその意味合いをご紹介していきたいと思います。今回は、その中から、六字名号・戒名・香典について紹介していきます。

六字名号とは

-南無阿弥陀仏編-

葬儀の事前相談の際、必ず伺う項目のひとつとして、「宗教・宗派」があります。
宗教・宗派によってお見送りの方法が少しづつ異なる為です。
日本では8割~9割が仏式でのお葬式だと言われています。
仏式と一概にいいましても、様々な宗派がございます。(○○宗○○派まで確認ができればベストです)
今回はその中で、浄土真宗などで唱えられている、南無阿弥陀仏の意味を解説していきます。

『南無阿弥陀仏』は浄土真宗や浄土宗、天台宗などで唱えられる念仏で、お葬式の際には式場に飾られる遺影写真の上に掲げられていることが多いです。

お坊さんが、読経の間に、南無阿弥陀仏…と唱えられているのを耳にされた経験がある方も多いのではないでしょうか。

南無阿弥陀仏の意味

その意味合いを紐解いていくと、以下のようになります。
南無→すべてお任せします。
阿弥陀仏→阿弥陀如来様に。
要約すると、『故人を阿弥陀様の力でどうか極楽へ連れて行ってください』
という意味になります。
これを唱えることで、心を落ち着かせたり、仏様への御礼をしたり、過去の悪行を軽減させたり…と様々な意味合いはありますが、今回は「故人様の為に唱えている」と覚えて頂ければと思います。

戒名とは

亡くなった方に御寺院様が授けて下さるのが戒名です。戒名とは一体どういうものなのでしょうか。

戒名は、仏様の弟子になった故人様のお名前であり、戒律を守り、修行に専念します、という約束の名前です。もっと簡単に言うと、
仏教の世界における、故人様の新しい名前、という事になります。

また、宗派によって呼び方が異なり、浄土真宗では戒律が無い為『法名』と呼びます。釋〇〇の三文字がほとんどで、故人様のお名前から一字とられることが多いです。女性には尼が付き、釋尼〇〇となります。最近では法名にもジェンダーレス化が進んでおり、女性の方でも『尼』の文字を付けないという考え方も出てきています。

戒名の種類

戒名にもランクがあります。院号が有名ですが、これをもらうには御布施とは別に院号料として50万円~100万円(院居士・院大姉など)500万円(院殿大居士)支払う必要があります。
もし自分にも院号を付けてほしいと考えている方がいらっしゃれば、トラブルを避けるためにも、事前に家族や菩提寺様とのご相談をお勧めいたします。

余談になりますが、ネット検索すると、有名な方や歴史上の人物などの戒名が、簡単に出てきます。とても興味深いので、皆様も是非調べてみてください。
(赤穂浪士のリーダー 大石内蔵助の戒名 【忠誠院刃空浄剣居士】がとても素敵な戒名だと思っています)

香典について

香典はもともと、故人様へ‘‘お香を差し上げる‘‘という意味でした。
その為、かつてはお線香やお花を持参して香典としていましたが、いつしかお金に形を変えたのです。

昔は用意する・受け取る事が当たり前だった香典ですが、最近では受取りを辞退されるご遺族様が多くなって参りました。
と言いますのも「来て下さる方々に負担をかけたくない」というお気持ちや、葬儀後にも法要や納骨、手続き関係など忙しく、香典返しにまで手が回らない事、葬儀の縮小化により葬儀にかける金額が少なくなった事などが理由としてあげられます。
家族葬式場である私共の式場では、ほとんどの方が香典辞退を選択されています。
ただ、香典はご縁のあった方々が故人様を偲ぶ気持ちを込めてご用意されるものです。辞退するかしないかは、相談が必要です。

香典を持参する際の注意点

また、香典を持参する際の注意点としては、
その葬儀がどの宗教によるものかで、表書きが変わります。
仏教→御霊前・御仏前
神道→御霊前・玉串料・御榊料
キリスト教→御花料・御花代 など
参列する葬儀がどの宗教によるものか、事前の確認が大切です。

急ぎ香典の用意が必要となった場合

香典を用意し忘れてしまっても、焦る必要はありません。
最近ではコンビニでも香典袋を販売している所が多く、
包むべき金額や簡単なマナーなど記載されているパターンが多いです。
立派な水引きのものはありませんが、不祝儀でございますので、失礼に当たる事はありません。いざという時は是非活用してみて下さい。

まとめ

いかがでしょうか。お葬式で行う事には、今回紹介したもの以外にも、ひとつひとつに意味があります。次回もまた大切な意味合いをご紹介致します。家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールでは、ご家族様に寄り添った丁寧な事前相談を心がけています。不安を取り除き、いざという時にお別れに集中できるよう、事前の相談がとても大事です。ぜひ家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールにご連絡ください。事前相談や式場のご見学など随時受け付けております。

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【堺市版】大切な方とのお別れを福祉葬で行う為に必要なこと

突然ですが、生活保護の受給率はご存じでしょうか。
今年に入り、厚生労働省が2024年10月に実施した生活保護被保護者調査の結果が発表されました。
これによると、全国の生活保護の受給者数は約201万人(正確には2,009,447人)にのぼり、生活保護の受給世帯数は約165万2千世帯(正確には1,652,414世帯)でした。他の詳しい数字は割愛しますが、高齢者世帯が全体の半数以上を占めております。

ここで本題に入らせて頂こうと思います。
最近、「福祉葬」でのお見送りでご依頼を頂くことがございます。
福祉葬とは、経済的な事情により一般的な葬儀を執り行うことが難しい方を対象とした、自治体が一定の支援を行う葬儀形式のことです。
今回は、福祉葬の基本的な仕組みから、堺市での利用条件や手続きの流れ、そして注意点などを解説いたします。
大切な人とのお別れはいつやって来るか予想がつかないものです。
福祉葬をご検討している方や、そのサポートを行う方にとって、この内容が第一歩となり、大切な人を後悔なく見送る為の助けになれば幸いです。

1 ) 福祉葬とは?

・福祉葬の意義と特徴

福祉葬とは、生活保護法第18条(葬祭扶助) [1]に基づき、経済的に葬儀を行うことが難しい方に対して、自治体が葬祭扶助の範囲内で支援して行う葬儀のことで、「生活保護葬」・「民生葬」と呼ぶこともあります。
特徴として、葬儀を行う申請者様のご負担は実質【0円】となり、生活保護を受けていらっしゃる方やそれに準じる状況である方などが利用の対象にあたります。
葬儀は大切な人を見送る為に欠かせない儀式ですが、その費用は決して安くありません。
特に生活保護を受けていらっしゃる方にとっては、葬儀費用は大きなご負担になる可能性があります。
こうした経済的な理由から、自治体が費用を負担する福祉葬が存在しております。
福祉葬では、通常の葬儀と比べて内容が簡略化されておりますが、最低限の尊厳を守った形( 直葬(=火葬式) )にて執り行われます。

・福祉葬が必要とされる背景

福祉葬が必要とされる背景には、経済格差の拡大や社会的孤立の問題があります。
近年、生活保護を受けていらっしゃる世帯の増加や、また、高齢化社会の進展によって、身寄りのない高齢者や遺族がいないケースも増加しております。
こうした状況下で、葬儀費用が大きな負担となり、福祉葬の重要性が高まっております。

2 ) 堺市での福祉葬の利用条件

・福祉葬を利用できる対象者

福祉葬を利用できる対象者は、主に生活保護受給者がお葬儀を行う(=喪主になる)の場合 です。
自治体の基準に基づき、一定の条件を満たす場合に、葬祭扶助の利用が認められております。
ただし、福祉葬を行えるか(葬祭扶助が適用されるか)の最終的な判断は、各自治体のご担当のケースワーカーさんの判断によることが多く見受けられます。
万が一、ご心配の場合は、事前に各自治体の形式ご担当のケースワーカーさんにご相談頂くのも1つです。

ご参考までに、下に堺市各区の窓口を記載しております。

堺区  → 堺区生活援護課  堺市堺堺区南瓦町3-1(本館2階)  TEL. 072-228-7498
中区  → 中区生活援護課  堺市中区深井沢町2470-7(2階)   TEL. 072-270-8191
東区  → 東区生活援護課  堺市東区日置荘原寺町195-1(2階) TEL. 072-287-8110
西区  → 西区生活援護課  堺市西区鳳東町6-600(3階)    TEL. 072-275-1911
南区  → 南区生活援護課  堺市南区桃山台1-1-1(3階)    TEL. 072-290-1810
北区  → 北区生活援護課  堺市北区新金岡町5-1-4(3階)   TEL. 072-258-6751
美原区 → 美原区生活援護課 堺市美原区黒山167-1(2階)    TEL. 072-363-9315

3 ) 福祉葬の流れと手順

・葬儀までの準備と手配

(0.担当のケースワーカーさんへ葬祭扶助が適用できるかの相談)
↑もしご逝去されるまでにお時間がございましたら事前にご相談下さい

1.葬儀会社へご連絡
2.担当のケースワーカーさんに連絡・葬祭扶助が適用できるかの確認・申請
適用される場合 →葬儀費用のご負担は【0円】
適用されない場合→葬儀費用のご負担は【ご実費】
3.葬儀日程などの打ち合わせ
4.火葬式当日 お別れ
5.ご収骨
6.ご散会

4 ) 堺市で福祉葬を行う際の注意点

・「葬祭扶助」申請は葬儀前に必ず申請する

葬祭扶助の申請に関して、必ず葬儀を行うまでに申請する必要がございます。
葬儀終了後の申請は受付されませんので、ご注意ください。
もし、福祉葬をご検討されているようでしたら、最初のお電話の際、もしくはお打ち合わせの際に必ず仰ってください。
「後から申請をしよう」とお考えになり、先にご自身で立て替えて、後日申請をしても受付されません。
理由として、葬儀費用の支払いが終えている、すなわち、支払える分の現金があったとみなされる為です。

・「葬祭扶助」が適用されなかった場合

葬儀前までに葬祭扶助を執り行うことが条件の申請ですが、必ずしも申請が通るとは限りません
万が一、申請が通らなかった場合ですが、ご家族様がご実費にて葬儀会社へお支払い頂くことになります。
その際に、お選びになられるプランとしては、直葬プランをお選びいただくと葬儀費用を抑えることが可能となります。
また、直葬プランをお選びになられる理由として、福祉葬とお見送りの形式が同じであることも1つ挙げられます。
家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールでも直葬プランをご用意しております。

 

・お花や料理などは含まれていない

福祉葬では、生活保護法に基づく制度であり、経済的な理由で葬儀費用を捻出できない方々を支援するためにあります。
堺市では、火葬料金・ご搬送費用など火葬式を行うにあたり、必要な物品などは補助対象に含まれておりますが、お花や食事などは一切含まれておりません。
「お寺様に読経頂けるか?」というご質問を頂くこともございます。
お寺様の読経に関して、各自治体によって異なりますが、堺市で福祉葬を行う場合は葬祭扶助に含まれておりませんのでご注意ください。

5 ) 福祉葬で心を込めて大切な方を見送る為に

・心を込めて見送る為の工夫

福祉葬でも、故人を大切にお見送りするための工夫を行うことで、心に残るお別れを実現することが可能でございます。
まず、副葬品(お棺の中へお入れするもの)のご用意は可能でございます。
一例として、ご生前にお好きだった食べ物・飲み物・お洋服などが挙げられます
副葬品に関しては、どこまでの範囲が良いか分からないとよくご質問を頂きますので、お打ち合わせの際に、ぜひご相談ください。

・福祉葬に対応している葬儀会社へ依頼する

福祉葬プランが掲載されている葬儀会社をお選びいただくと確実です。
実際に、プランやチラシに掲載されているということは、福祉葬の実施経験があることの裏返しにもなります。

家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールでは「福祉葬プラン」もご用意しておりますので、ご安心ください。

・参列者への配慮ポイント

福祉葬では、参列者へ適切な配慮を行うことも重要です。
特に決められた形式、限られたお時間の中でお別れとなる為、事前の案内が欠かせません。
簡素な形式での葬儀となる為、参列者が混乱しないように配慮が必要です。
その為に、事前に参列者へは当日の流れをご説明しておくとご安心です。
その些細な一言で、来られてから火葬式のみと知ったトラブルは避けることができます。

事前相談は家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールへ

いかがでしたでしょうか。
今回は福祉葬についてご説明をさせて頂きました。
一生に一度しかない大切な方とのお別れ・お葬式。
その最期のお別れで悔いが残らないように、お手伝いをさせて頂くことを日々心掛けております。
家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールでは葬儀のご相談を無料で承っております。
「福祉葬についてもう少し確認をしておきたい。福祉葬以外のお見送りを検討されている」など… 事前に少しだけでも相談し聞いて、決めておくだけで今抱えていらっしゃるご不安が少し晴れるかもしれません。
心配事やご不安な点等ございましたら些細なことでも構いませんので、ぜひご相談ください。

 

【初めて葬儀をされる方必見】堺市の家族葬と一日葬を徹底比較

近年増加している「家族葬」と「一日葬」という言葉をご存じでしょうか。コロナ禍以前では、葬儀と言えば多くの人が葬儀に参列する「一般葬」が多くみられました。しかしコロナ禍を経て、私たちの生活が大きく変化したように、葬儀の形態も少しずつ変わりました。中でも「家族葬」と「一日葬」の存在は、私たちの暮らしに合わせて葬儀がより親しみやすいものになるきっかけと言えるでしょう。今回はそんな「家族葬」と「一日葬」の比較をしていきたいと思います。ご自身の希望や故人の意思はどちらの葬儀に合っているのかを考えながらお読みいただけると幸いです。

家族葬と一日葬とは

1-1. 家族葬って?

家族葬とは、親しい家族や友人だけで行う小規模な葬儀のことです。このスタイルは、故人をより身近に感じながら見送ることができるため、近年人気が高まっています。特に、故人との最後の時間を大切にしたいと考える人々に選ばれています。家族葬の最大の特徴は、プライバシーを重視できる点です。多くの人が集まる葬儀とは異なり、家族葬では親しい関係者だけでお別れの時間を過ごすことができます。また、参加者が少ないため、アットホームな雰囲気で進行し、故人との思い出を語り合ったり、心からの別れの言葉を伝えることができます。形式にとらわれず、心温まるお別れを実現できることも魅力と言えるでしょう。さらに、葬儀の内容や規模を自由に決められるため、個々の希望や宗教的な背景に合わせて柔軟に対応できる点も支持されています。このように、家族葬は心のこもったお別れを実現するための選択肢として、多くの人々に選ばれ続けています。

1-2. 一日葬って?

一日葬とは、故人の葬儀を1日で完結させる形式の葬儀です。従来の葬儀(一般葬や家族葬)では通夜と葬儀が2日間にわたるのが一般的でしたが、一日葬では通夜を省略し、葬儀のみを行います。このため、葬儀は通常よりも短時間で進行し、参列者や遺族の負担を軽減できます。家族や親しい人々が集まり、故人を偲ぶ時間を持つことができ、シンプルながらも心のこもったお別れが可能です。近年では、コロナ禍の影響により少人数での葬儀が選ばれることが多くなり、一日葬はそのニーズに適した選択肢となっています。葬儀の内容はシンプルでありながらも、故人を大切に思う気持ちを表現できる形式です。多くの参列者を招くことなく、家族や近しい人々と静かに過ごす時間を大切にできるため、心のこもったお見送りが実現します。一日葬は、時間や費用、人数に配慮しながら、故人に敬意を表す新しい形の葬儀として注目されています。

家族葬のメリットとデメリット

2-1. 家族葬のメリット

家族葬のメリットとして、まず「費用が抑えられる」点が挙げられます。通常の葬儀に比べて参列者を限定するため、会場費や料理、花などの費用を削減できます。多くの人を招く一般葬では、これらの費用が高額になりがちですが、家族葬は必要最小限の人数で行われるため、経済的な負担を軽減できます。次に、「負担が少ない」点も挙げられます。近親者だけで行うため、形式的な準備や対応が少なく、葬儀に対する精神的・肉体的な負担が軽減されます。また、故人を悼む時間を大切にし、慌ただしくなく、静かな環境でお別れをすることができます。多くの人が集まる葬儀では、他人の目を気にすることがありますが、家族葬では親族や親しい知人だけで静かに故人を偲ぶことができるため、心の整理をしながらゆっくりと過ごせます。このように、家族葬は心温まる見送りができる選択肢として支持されています。

2-2. 家族葬のデメリット

家族葬のデメリットとして「後悔や誤解を生む可能性がある」ことが挙げられます。親しい関係の中でも、招待しなかった親戚や友人が後に葬儀に参加できなかったことに対して不満や誤解を抱くことがあります。特に故人にとって大切な人々に配慮が足りないと、関係がぎくしゃくすることがあります。家族や親しいごく少数の知人のみで行う葬儀形式であるため、多くの参列者を呼びたい場合は一般葬を選択することが賢明です。

一日葬のメリットとデメリット

3-1. 一日葬のメリット

一日葬のメリットは、まず「時間と費用の節約」です。従来の葬儀は複数日を要しますが、一日葬は葬儀の1日のみで完結するため、会場費や宿泊費を抑えることができます。さらに、「参列者の負担軽減」もあります。複数日の葬儀であれば、心身ともに負担が大きくなることが考えられ、仕事や生活の都合で長時間の参列が難しい場合でも、葬儀が1日で完結するため、参列者が参加しやすくなります。一日葬時間的・経済的・精神的・肉体的な4つの負担を減らし、故人をしっかりと見送ることができるのが1日葬の大きな利点です。

3-2. 一日葬のデメリット

一日葬のデメリットは、「心の整理ができる時間が短い」点です。葬儀の終わりが早いため、遺族が心の整理を十分に行う時間が取れず、感情的な整理が難しく感じることがあります。
また、「儀式や儀礼が簡略化される」点も挙げられます。伝統的な儀式や慣習を重視する家族にとっては、1日で済ませることに対して物足りなさを感じることがあります。宗教者によっては一日葬を断られる場合もあり、家族や宗教者とのしっかりとした話し合いが必要です。

家族葬と一日葬の比較

4-1. 費用について

家族葬と一日葬の費用を比較すると、一般的に一日葬の方が安くなる傾向があります。理由としては、家族葬は葬儀の規模が小さく、参加者を限定するため費用は抑えられるものの、儀式や設備・返礼品など、一定のコストがかかることがあるからです。一方一日葬は葬儀が1日で終わるため、会場費や宿泊費などの長期間にわたる費用を削減でき、総額が低くなることが多いです。
例えば、家族葬の場合、参加者は少なくても、花や祭壇、返礼品などにこだわると、30万円台~になることがあります。しかし一日葬の場合、葬儀が1日で完了し、会場や祭壇の簡素化が可能で、20万円台~で済むことがあります。
結論として、家族葬は内容や規模によって費用が大きく変動し、希望が多い場合は高額になる可能性があります。一日葬はシンプルで費用を抑えやすく、急な対応にも適しています。どちらも通常の葬儀に比べて費用は安くなりますが、一日葬の方がより経済的です。

5-2. 実施時間について

家族葬と一日葬の実施時間を比較すると、一日葬の方が圧倒的に短時間で終了します。家族葬が通常数日間にわたり行われるのに対し、一日葬は1日で全ての儀式が完了するからです。家族葬は、参列者との時間を多く取るため、通夜から告別式までを2日間で行うことが一般的です。これにより、準備や撤収に時間がかかります。
例えば家族葬では、前日に通夜を行い、翌日に告別式と火葬を行うケースが多いため、準備から後片付けまでを含めると総合的に1日以上の時間を要します。一方一日葬は、告別式から火葬までを1日にまとめて行うため、参列者が集まる時間帯を限定し、効率よく進行することが可能です。
このように、家族葬は参加者や儀式内容によって複数日にわたるため時間的余裕が必要ですが、一日葬は1日で完了し、急な日程変更にも対応しやすいという利点があります。

堺市で家族葬・一日葬におすすめな式場

6-1.家族葬・一日葬を提供する式場

家族葬INORITE堺斎場前ホール

家族葬INORITEイノリテ堺斎場前ホールは堺市堺区にある家族葬専用式場です。一日葬にも対応しており、20名規模のこじんまりとした式場です。「JR堺市駅」から徒歩5分、火葬場である「堺市立斎場」まで徒歩3分程度とアクセスも良く、移動にも便利です。
2023年に建てられた式場はモダンな雰囲気で、明るく美しい式場が穏やかなひとときを演出します。24時間出入り可能な霊安室があり、「会いたいときに会える」が叶う安置所となっております。電子キーが採用されており、セキュリティも万全です。
少人数での家族葬や一日葬をご希望の方、きれいな式場で過ごしたい方、霊安室での面会を24時間いつでも自由に行いたい方にぴったりの式場です。

家族葬INORITEイノリテ堺斎場前ホール

家族葬INORITE堺深井ホール

家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールは堺市中区にある式場です。2階建ての建物には各階に式場があり、それぞれ30名規模の家族葬・一日葬専用の大きさとなっています。白やブラウンを基調とした心落ち着く式場で、まるで自宅にいるかのようなひとときをお過ごしいただけます。和室やダイニング、シャワールームやベッドルームなども完備しており、安心してお寛ぎ頂けます。
また、周辺には飲食店などが多く、通夜の日に館内でお食事をしていただく事が可能です。
家族葬・一日葬に特化した式場を希望の方、落ち着いた雰囲気でお見送りをしたい方、周辺店舗の充実を重視する方にお勧めです。

家族葬INORITEイノリテ堺深井ホール

堺市立斎場

公営の式場である堺市立斎場は、火葬場を併設しているため移動に無駄がなく、一つの施設で完結するところが大きな魅力の一つです。マイクロバスや霊柩車などを使う必要がなく、利便性に優れています。また、全ての通路に屋根があり、天候を気にせず移動することも出来ます。
式場は3か所あり、小規模式場1つ、中規模式場が2つあります。それぞれ収容人数は(小)40名、(中)70名です。式場横に併設された親族控室には宿泊することも可能で、通夜~繰り上げ初七日まで快適に過ごすことが出来ます。
極力移動を少なくしたい方、利便性の高い式場をお選びの方、公営の式場で葬儀を行いたい方に堺市立斎場はぴったりです。

堺市立斎場

家族葬・一日葬どちらを選ぶべきか?

家族葬・一日葬を選ぶ基準は、「故人の意思」や「遺族の希望」「葬儀にかける時間」「葬儀にかける費用」によって異なります。人の数だけ価値観も違い、何を一番に考えるのかは全く違います。皆様は何を重要視しますか?一度、この4つのポイントに優先順位をつけてみましょう。

葬儀は一生に一度の事です。よく話し合い、誰の悔いも残らないようにすることが大切です。そのため、葬儀会社の事前相談を活用し、家族間で気持ちを一つにしておくことをお勧めします。

家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールでは、事前相談を受け付けております。より具体的に葬儀について考える一歩として、ぜひお越しくださいませ。しっかりとお話をお伺いさせていただくために、ご予約のご協力をお願いいたします。
葬儀の事でご不安なことがございましたら、一度家族葬INORITEイノリテ堺深井ホールにご連絡くださいませ。


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