堺市中区で直葬をご検討の方へ

「直葬」とは通夜式や告別式などの儀式を省き、少人数で行う葬儀のことを指します。「従来の葬儀の形式にこだわらずシンプルな葬儀を行いたい」や「できるだけ費用を抑えた葬儀を行いたい」と考える方が増えてきたことが理由だと考えられます。堺市中区でも年々直葬を選ばれている方が増えている状況です。しかし、直葬は事前に内容を調べて検討をしておかないと、後にトラブルになる場合があるため注意をしましょう。今回は直葬の流れや費用、依頼前に知っておくべきことを詳しくご紹介します。

 

 

直葬とは


直葬とは、亡くなった後24時間ご遺体を安置してから火葬場へ移動して火葬を行うものです。通常であれば、1日目に通夜式、2日目に告別式と火葬を行うことが一般的です。法律によりご遺体は死後24時間以内は火葬をしてはいけないと決められており、直葬式を選んでも安置することが必ず必要になります。

 

 

 

直葬を選ぶ理由とは?


直葬を選ぶ理由として、「家族が忙しく集まれる日程が少ないので、少人数でシンプルな葬儀を行いたい」や「葬儀に費用を掛けられないのでできるだけ費用を抑えたい」という理由が多いように感じます。葬儀を行う人の1割から2割程度が直葬を行っています。

 

 

 

 

 

 

直葬のメリット・デメリットとは?


直葬を検討されている場合、そのメリットとデメリットを把握しておきましょう。それぞれ理解しておくことによって納得のいく葬儀を行うことが可能です。

 

直葬のメリットとは?

1.通夜式や告別式を行わないため費用が抑えられる

直葬では、一般的な葬儀で行われる通夜式や告別式は行いません。そのため、葬儀の規模が比較的小さくなることで費用の負担を減らすことが可能です。

 

2.手間や時間を抑えられる

一般的な葬儀を執り行う場合、通夜式を含めると2日間をかけて故人を見送ります。これは弔いとしては非常に丁寧ではありますが、多忙な方や遠方にお住まいの方は参加することが難しいことがあるでしょう。

また家族葬や一般葬の場合、参列者への対応が必ず必要になります。それに対して、直葬は少人数で行う葬儀形態ですので大勢の参列者への挨拶や、受付係の手配なども必要ありません。

 

3.葬儀後の対応が最小限で心身の負担が軽減できる

一般的な葬儀では、香典返しの用意は葬儀社に依頼することもできますが、自分で用意するとなるとそれなりに労力を要します。直葬は近しい身内のみで送ることが多い為、香典返しや葬儀を手伝っていただいた近所の方への挨拶回りなどは必要ない場合がほとんどです。参列者が少ないことにより、葬儀後の対応も最小限で済むことがメリットです。

 

 

 

 

 

直葬のデメリットとは?

1.親族の理解を得にくい場合がある

直葬は今までの葬儀形態と大きく異なるため、親族の中から「故人に対して失礼だ」と反対の声があがり、直葬について適切な説明ができないと後日トラブルになる可能性があります。

直葬を選択する場合は、親族に対して直葬を行う旨をしっかりと伝え、事前に理解を得ておくことが必要でしょう。親族の理解を得るためには、直葬のメリットをひとつずつ説明しておくことをおすすめします。

 

2.参列を希望される方から不満が出る場合がある

直葬は基本的に身内のみで行います。葬儀に参列できなかったことを悔やむ方がいるかもしれません。直葬を選択する場合は、トラブルを避けるためにも葬儀後に弔問の機会を設けるなどをしましょう。

 

3.菩提寺へ納骨できない可能性がある

一般的に菩提寺とのお付き合いがある方は、お寺の考えのもとに通夜・葬儀を行う必要がある場合がございます。お寺様へ事前に直葬を行うことを伝え、理解を得ておくことが大切です。何も伝えず宗教的儀式を省いた直葬を行ったことにより関係を損ない、場合によっては菩提寺への納骨を断られるケースもありますので、直葬を選ぶ前に相談しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

堺市中区で直葬をご検討の方へ


直葬にはメリットもありますが、同時にデメリットもあります。それらをしっかり理解し、最適な葬儀形態を選ぶことが大切になります。まずは、お気軽にメモリアル堺へご相談くださいませ。

資料請求