堺市で行う家族葬について
身近な方がご逝去された際、何をすれば良いのか分からない、どこに連絡すれば良いのか分からない等のお声を沢山いただきます。今回は今注目を集めている「家族葬」について、事前準備のポイントや流れについて詳しくご紹介させていただきます。いざという時、冷静な判断ができなくなる可能性もあるため是非こちらの記事をご参考いただければ幸いです。
堺市で行う家族葬の流れについて
堺市で行う家族葬は、”通夜と告別式を2日間に分けて行う葬儀”と”通夜を行わず告別式のみを行う葬儀(1日葬)”がございます。ここでは、通夜と告別式を別日で行う葬儀についてご紹介いたします。一日葬について詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。
“通夜と告別式を別日で行う葬儀”の場合
①臨終後
逝去後は葬儀社に連絡(072-269-4424)をし、故人様を搬送してもらいます。亡くなってから24時間を過ぎないと火葬を行うことはできないと法律で定められています。民間の霊安室又葬儀社のホール、ご自宅へ搬送しご安置させていただきます。
②スタッフとの打ち合わせ
葬儀社のスタッフと打ち合わせを行います。葬儀にかかる費用、喪主、遺影に使う写真、棺に入れる遺品の確認など葬儀の内容に関することを打ち合わせします。葬儀の見積書は複雑ですので、分からない点があれば何度でも相談しましょう。菩提寺への連絡、親族・参列者への連絡の仕方などは、トラブルを起こす可能性もありますのでしっかりと家族や葬儀社のスタッフと相談しましょう。
③死亡診断書の提出
死亡の事実を知った日から7日以内に提出する必要があります。死亡届の「届出人」(記入することができる人)となれるのは、親族、同居者、家主、地主、家屋管理人、土地管理人等、後見人、保佐人、補助人、および任意後見人です。こちらを提出するのは、誰でも構いません。その為、葬儀社が代行することが殆どです。(代行をしない葬儀社もございますので事前に確認しておきましょう)死亡届が受理されると「火葬(埋葬)許可証」が発行されます。「火葬(埋葬)許可証」は、火葬を行う為には必ず必要なものとなります。
④お通夜
お寺様の読経から始まり、お焼香を喪主から始めて故人様からつながりの深い順番に続けます。僧侶の読経と参列者の焼香が行われ、通夜終了の後は通夜振る舞いを行います。通夜振る舞いは、故人と縁があった方々への感謝と故人への供養の意味を込めて、料理やお酒をふるまいます。(コロナウイルス感染の状況によりお弁当を持ち帰る場合や通夜振る舞いを行わない場合もございます)
⑤告別式
お通夜の翌日、最後のお別れを行います。
⑥出棺・火葬・お骨上げ
式場から火葬場まで移動をし、火葬を行います。火葬を待っている間に精進落としを行い、食事をとります。火葬終了後はお骨上げを行い、初七日法要を行う場合は式場へとお戻りいただきます。初七日法要を行わない方又は式中に初七日法要の読経まであげてしまう式中初七日法要を行った方は火葬場にて葬儀が終了となります。
堺市における家族葬の事前準備とは?
家族葬に関する事前準備として行うべきことは主に以下の2点です。
・葬儀社を決めておく
万が一の時のことを考えて、事前に葬儀社を決めておくとかなり負担を減らすことができます。もし大切なご家族がお亡くなりになった時、一から葬儀社を探すとなると時間も労力もかかってしまう為、あまりオススメできません。葬儀社のチラシを置いておいたり、資料請求だけをしておくだけでも安心に繋がります。
・お葬式の事前相談を行う
葬儀社をある程度絞ったら事前に相談へ足を運びましょう。その際にお葬式の形や人数についてあらかじめ決めておくと、お話がよりスムーズに進むかと思います。最近では、お葬式の費用に関するトラブル等も多発しているので、そのような事を回避するためにも、葬儀費用やプランの事だけでなく、スタッフの対応や口コミなども確認し、本当に信頼できる葬儀社なのかをきちんと見極めることも大切です。
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